ANDANTE

歩くようなはやさで、すきなきもちをのこしておきたい場所

クリスマスの京セラドームはすごかった

 

「濱田くんのファンやってて今日が1番幸せ」

これまでなんども思ったことありますが、ちょっとレベルが違うなーとは思いました。
コンサートそのもののクオリティはもちろんですが、
やっぱり「初」というのはこの1度しかないことでしたので、
もう、こういう感動を味わえるのは最初で最後だったと思います。

「連れてきてくれてありがとう」って濱田くんはじめメンバーは言ってましたが、
こちらから見える景色だってものすごい景色でしたよ。
本当に濱田くんは私に色んな景色を見せてくれる。濱田くんがいなければ成立しない私の世界。

この光の海がジャニーズWESTのためだけの光で、
その海の1番輝いているところに立つ7人の姿は、この先一生忘れないと思います。

ずっと優しい顔で上の方の隅々まで客席見渡して、
全力で花道駆け回って、もちろんしんどそうな顔なんて一度もしないし、
挨拶の言葉もすごくすごく声が、表情が優しくて、
ずっとずっと、おれは幸せだ!って体中で叫んでいるような濱田くんでした。


ドームコンサートは、濱田くんの大きな夢でした。
濱田くんの夢は、濱田担としての自分の夢でももちろんありました。
叶う時は濱田くんのファンとして、その日を迎えるんだと誓っていました。

とはいえ口に出してJr.時代に言っていたときについては、
おそらく本人も私達も夢は大きくね、というくらい漠然とはしていたと思います。
ドームでコンサートする前に成し遂げなければならないことがたくさんあったし(デビューとかね)

2年半ほど前、デビューしてスタートラインに立って、
そこから色んな経験を経て、叶える力をつけたんだよね。
デビューしてから、少しずつ灯火だったものが大きな炎になっていくようだった。

 

いいドームコンサートでした。
単独ドームってこんなにいいものなのかー。

 

すっっっっごいよ…!!!!!!!


自分がドームコンサートを知らなすぎたからかもしれませんが、想像なんて軽く超えてきました。

 

ドームコンサートは夢見るべきものであって然りなのかもしれないと思いました。

 


そして感動とともに、自分の心もすっきりとしたコンサートでした。
それは、Jr.時代の濱田くんへの思いを今回のコンサートでほぼ清算できたからと思います。
(キッチリ0まで清算出来る日は多分一生こないです。笑)

Jr.時代からのファンの人も喜んでもらえる、という言葉を雑誌等で発言していたので
関西Jr.時代の曲やるだろうなぁ、やるならこのタイミングしかないだろうなぁとは漠然と思っていて。
なので、多少は覚悟していました。


映像見てる時は懐かしいなって思って、Jr.時代の曲くるかなーって思ってましたが
衣装まで当時のものを着るとは思っていなくて、
最初にあの青い衣装でアメフリのイントロで2人がせり上がってきたら、彼らはジャニーズWESTじゃなかった。

あっという間に関西ジャニーズJr.のコンサートに戻ってしまったんですよね。
懐かしむとかじゃなくて、当たり前すぎる光景。
ジャニーズWESTの桐山くんと中間くんではなくて、ずっとずっと見てきた私のよく知るB.A.D.だった。
手振りもリズムのとり方も、全部知ってるまんまの景色でした。
この人達、ちゃんとまだB.A.D.なんだなと思うとそれだけで泣けましたね。

そして、濱田くんが登場して、Stay Gold。
ずるい。ずるいずるいずるい。

この曲のタイトルにぴったりな、大好きなまぶしい金色衣装、まぶしすぎる歌詞と音楽。
Stay Goldのために作ってもらえた衣装だと私は思っています。

本当に大好き。だけど本当にせつない。
なぜなら、B.A.D.や7WESTのようにユニットというものに濱田くんのファンは思いを馳せることが出来ません。

どうしても悲しかった思い出のほうが強く蘇ってきてしまう。
少しだけ、なんで隣にいないの?ってJr.時代の濱田くんを見てたときに
心の中で思っていたことすら、そのままフラッシュバックしてしまいました。

当時の相方が城ホールのセンステ中央の穴に落っこちて、
それをフォローするようにスタンバイ中のB.A.D.がひょっこり出てきてフォローしてくれたこと、
相方がいなくなってすぐ1人でこの曲歌っていたとき、
RAPパートで当たり前のように、相方のところ歌うの忘れているのを見て当時客席で泣き崩れたこと、
相方がいなくなってから、濱田くんの後ろでいつもこの曲を賑やかにしてくれていた
B.A.D.や当時の関西Jr.のメンバーに感謝したこと。

ドームでも後ろでB.A.D.が盛り上げてくれて、それも関西ジャニーズJr.のときの衣装で、
本当になんの違和感もなく、私のよく知る、関西ジャニーズJr.のコンサートでした。

紫の光の海に囲まれたセンターステージの真ん中で、「手を伸ばせ掴み取れ」の歌詞通りに
高いドームの天井のほうへ手を伸ばす濱田くんの横顔は本当に美しかったです。
その「眩しさの向こう側」に濱田くんは何を見ていたのかな。「目指してた夢」はあったかな。 
そんなことを私は思っていました。

NEXT STAGEは、ジャニーズWESTになってからの7人おそろいのジャケットを着てましたが、
やっぱりジャニーズWESTというグループというものではなく、あのときの関西ジャニーズJr.にしか見えませんでした。
2人と1人の兄組と4人の弟組、関西ジャニーズJr.の先頭を走る7人にしか見えませんでした。

本当の意味での関西ジャニーズJr.からの卒業、関西ジャニーズJr.時代の集大成、みたいなものが今回のコーナーだったのかなと思います。
やっぱり濱田くんの大サビのRAPは濱田くんの声が1番しっくりというか、それしか知らないみたいなとこあるので、嬉しかったですね。
なーんも変わってない。彼らはいつでも関西ジャニーズJr.時代の自分も纏える人たちだった。
変化は必要ですが、変化と忘却は違う、例え忘却されていなくても具現化されないと伝わらないみたいなとこもあると思う。
なので、私はやっぱりこのコーナーが素直に嬉しかったです。

濱田くんがデビューするのかしないのかわからないまま、とりあえず何が起こっても受け入れるという覚悟のもと日生劇場に行き、
デビュー発表を目の当たりにしたので、私は「関西ジャニーズJr.の濱田くん」にさようならをちゃんとせずに、
ジャニーズWESTの濱田くんと出会うことになりました。

なので多分、自分の中できちんと区切りをつけれぬまま今まできていたんですよね。
そうやって、区切りをつけれずに来た人たちがたくさんいたと思うんです。
そういう人の思いはちゃんと伝わっていて、彼らもそれを汲んで過去を認めてくれていると思えたコーナーだったんですよね。

なので、過去を清算できる時間をくれた7人にはすごく感謝しています。
どんな未来であっても理想と現実が違うことなんて当たり前だと思いますが、
関西ジャニーズJr.時代に思いを馳せることを許してくれる時間をくれて、少し昇華できたかなとは思います。


いいグループです。この7人なら本当にすごい未来を見せてくれると確信しています。


各曲の感想もまた書けたら…。今は胸がいっぱいです。
濱田くん、ジャニーズWESTのみんな、ありがとう。