ANDANTE

歩くようなはやさで、すきなきもちをのこしておきたい場所

ジャニーズWESTのパリピポツアーをセトリ順に語る

パリピポ福岡公演おつかれさまでした。

いよいよ残すところは神戸公演のみ。本当に終わるんですね。名残惜しいです。
個人的に神戸と聞いて連想するのは、例の西日本ツアーだ。時が止まっている会場だ。ようやく針を動かしてくれるのかな…。

 


ジャニーズWEST 1st Tour パリピポ」について、以前に一部かいつまんだ感想を書きましたが、今回はセトリ順に感想を書きました。覚えている間に残しておきたいので、勢いのままお届けします!

 

※ガッツリネタバレなのでお気をつけください。

 

 

 

 

OP
こういうパーティーで攻めてきたことが意外でした。
パリピポ初回版で手にしているINVITATIONカードを持っているのですが、アルバムジャケットとは真逆の路線。
モニター7分割は無条件に滾る。映像と歓声と音楽にのせてせり上がる円形のセンターステージ…ものすごく高揚感のあるOPでした。
この映像の濱田くんは髪色が暗いし衣装も黒くて既視感が…とずっと考えていましたが海くんだという結論になりました。

 

1.青春ウォーーー!!
ツアーのオープニング曲としては誰も予想していなかったのでないでしょうか?
ですが、今となってはこのツアーでは必然とさえ思えるオープニング曲である。
やはりセットリストの1曲目とは、ちょっと特別になるもので、改めて聴き入って気づいたことは、1stツアーだからこそ生きる歌詞があふれていること。

 

わかりやすい部分で言うと、


西へ東へ 駆けまわって 太陽みたいに ピッカピー
北へ南へ ハッピー探して めちゃめちゃデッカイ 夢を描くんや


などしょうか。「ワクワク」とか「ドキドキ」とかも、始まりを予感させますよね。


「ワクワクすること みんな好きでしょ~?」
濱田くんの声に沸く歓声と、濱田くんの表情が毎回愛しくて仕方なかったです。

 

パリピポくん仕様の衣装もとてもかわいかったです。ジャニーズWESTお得意のメンバー形違い。今回の衣装班にも絶大な信頼しかない。


2.ズンドコ パラダイス
3.ジパング・おおきに大作戦

4.パリピポアンセム
ライブでやってなんぼの曲だと思っていましたので、予想通りの楽しさでした。
「いやっほい いやっほい」って、字面でみるとなんともアホっぽいのですが、会場全体が「いやっほいいやっほい」してる瞬間が「最幸」の象徴でした。ライブ最高かよ。


関西ジャニーズJr.紹介
濱田くんがバックの時代にこんな演出があったら泣いてしまっていたと思う。
バック仕事なのに、コンサートの冒頭で自担の名前が出て、自分も会場のお客さんも自担の名前をC&Rするってすごいことだと思います。彼らにとってやっぱり関西ジャニーズJr.は一生切り離せない大切な存在だということが伝わりました。


5.夢を抱きしめて
関西ジャニーズJr.紹介からのジャニーズWEST登場。


オーラがすげーわ。文句なしのデビュー組のオーラだった。


いつの間にこんなにでかくなったんだよ…と言わずにはいれなかった。


濱田担としては、濱田くんの宙返りで会場が沸く瞬間に毎回滾っていたのですが、特筆すべきは全員が花道を1列になってステージに戻るという演出だと思っている。
「歩いているだけでかっこいい」という貫禄ある7人に見惚れる瞬間である。ジャニーズコンサートのステージ構成上、メンバー全員が1本の道を1列で歩くというシーンは意外と少ない。だからこその迫力と貫禄だと思っている。


6.SCARS
個人的にアルバム曲不動の第1位である。ちなみに「不動」という肩書きがついたのはツアー初日だった。この曲で踊ってきたジャニーズWESTさんを天才と呼びたい。

とにかく美しかった。久しぶりに美しくて泣けた。うまく言葉にできないが、振付もフォーメーションもハーモニーも照明も衣装も…総じて美しい時間だった。

サラサラの髪の毛を揺らして踊る濱田くんはどこかの国の王子様のようでした。私は濱田くんのダンスの緩急のつけ方がたまらなく好きなのですが、SCARSはそれも堪能できる曲でした。


7.Can't stop

だから、天才かよ!!!!!!!

『SCARS』は青い照明ベースで涼しい空間なのですが、『Can't stop』はピンクのレーザー照明に炎。お金をかけるべき部分に寸分の狂いもない。
『SCARS』と『Can't stop』は、どちらもかっこいいが静と動のように方向性が違う。


泣く子も黙るかっこいいメドレーに参った。ジャニーズWESTって本当にかっこいいな…。

 

映像
8.Mambo de WEST! (日替わり小物)
9.粉もん
10.アカン LOVE~純情愛やで~

この流れは、以前にこちらの記事で散々絶賛したので割愛。

huming-night.hatenablog.com


11.浪速一等賞
すっかり定番になっているがアウトロで礼をする流れが自然すぎて毎回感心している。盛り上がったあとにちゃんと締まる曲なので、MC前の曲として適任である。


MC~1年のお仕事振り返りメドレー

12.ええじゃないか
13.Rainbow Dream
14.Long Story
15. SUPERSTAR
16.Summer Dreamer
17.言ったじゃないか
18. Ultra Music Power(Hey!Say!JUMP)
19.Criminal
20.A・RA・SHI(嵐)
21.シルエット

そうきたかー!と嬉しい誤算となったメドレーだった。
ジャニーズWESTかっこいい曲の代表格だった『Criminal』がメドレーに組み込まれる時代だなんて、贅沢の極みだ(褒めてる)
そして、デビューして1年経ち『シルエット』に立ち返るジャニーズWESTは嫌いじゃない。

 

個人的に、今回のツアーはアリーナ演出の圧倒的勝利だと思っているが、唯一ホール公演の演出のほうが良いと思ったのは、移動がない分全てステージで踊ってくれたこのメドレーだったと思う。
(ところでメンバーが4人も出演し持ち曲が主題歌にもなった『SHARK ~2nd season~』の存在とは一体…?)


【関西ジャニーズJr.メドレー】
22.NEXT STAGE
23.Sorry Sorry love
24.Happy Happy Lucky You!!
耳タコになるくらい濱田くんの声でインプットされているネクステのRAPを、他でもない龍太が引き継いでいたことが嬉しかったです。


25.キミコイ

この曲は、濱田くんの愛情の形がむき出しになっていたおもしろ案件だった。(※あくまでも、いち濱田担の個人的な見解です。)

 

濱田くんを目で追っていたからこそ言いたい。濱田くんは、白いバラの扱いが丁寧ではなかったと思う。丁寧でないといのは、この曲の演出のキモだと思われる、白いバラを彼女に見立てて、愛情を注ぎ込むという雰囲気ではなかったということだ。

 

バラにまで気持ちが行かず、あくまで小道具としてのバラとして濱田くんは好き勝手踊っている。バラのほうが振り回されている印象だ。

 


そんな自由な濱田くんの手に振り回されているバラですが、ふとしたときにそのバラを見てふわっと自然に笑う濱田くんの姿を目の当たりにしたとき、笑ってしまった。

 

 

うわー…


濱田くんってこういう人だよなーーー!!!!!!!

 

 

人たらしの天才・濱田崇裕ここにありである。(褒めてる)
濱田くんのこういうところが最高に好きだし、見ていて飽きないところである。
個人的には他のメンバーのキミコイも知りたいので、DVDを出すならマルチアングルでお願いしたい。

 

26.Toxic Love
この曲の濱田くんの歌声は、とてもセクシーでいい。
そしてなにより、濱田くんのダンスがもう!!!好きしか!!!(ボキャ貧)
すごく音に合った振り付けなので気持ちいいんです。

『SAKURA ~旅立ちのうた~』のリフター立ち位置に向かって4・3にわかれて歩くところで兄組・弟組に分かれるのがニクい。兄組側しか見ていないが、やっぱり桐山くんと中間くんに挟まれている濱田くんという図には安心感があるし、歩いているだけでも大人のフェロモンがダダ漏れであった。


27.SAKURA ~旅立ちのうた~
ペンライト・メンバーの衣装・照明と、3拍子のピンクが揃った文句なしの「SAKURA」である。
濱田くんがすごく嬉しそうに会場を眺めているのが印象的だし、手をふったらそのエリアのペンライトが揺れて。高いところにいる彼を見ながらきれいな歌声に耳を傾けることのできる幸せな空間に心が癒やされた。

 

映像
ご当地ネタもあり楽しかったですね。しいて言えば、もう少しマイクを推してもよかったと思います。せっかく声を集めているのだから、マイク型ペンライトと自然にマッチすることができたと思う。「手元のマイクで声だしてね!」という案内や、○○ピポに扮したメンバーに持たせるなど工夫はできた気がする。

 

ゲージがMAXになったとき、誰もが待ちわびていた瞬間が訪れる。

 


28.PARTY MANIACS

『PARTY MANIACS』のラスボス感は、今までのジャニーズWESTの曲には無い。
彼らはとんでもない曲を自分たちのものにしたなと思う。

 

メンバー内であれだけ期待値が高く、ファンからの評価も高いこの曲を、今回のコンサートの構成の中で一番の山にしてくることは当然だと思っていたし、その期待に見事に答えており、『PARTY MANIACS』を正しく使っていた。フルコーラスにしてくるほどの愛があったことは嬉しい誤算だったが、フルコーラスにしないと藤井くんの「What?」がカットだったのかと思うと、このコンサートで一番の歓声(悲鳴)が奪われていたところだ。これは死活問題である。


DJのポージングでせり上がってくるメンバーをみて固まった。


…強い。

 

ちょっと話が逸れるが、個人的に過去に2回ほどこの「強い」を感じたことがある。

1回目は2009年8月、松竹座公演Tough weeds初日 10人で『BIG GAME』を初披露したとき。
2回目は2014年2月、なにわ侍初日 7人で『Break Out!』を初披露したとき。

 

この時の感情と、とても似ていた。
心の中で、勝利確定フラグが立つような感覚。

 

強かった。
ジャニーズWESTは、強い。

 

あとはもう、見てくれたらわかる。としか言えない。私の言葉では伝えきれない。

 

 

余談ですが、滅多に濱田くんを褒めない友人に濱田くんを褒められた。この時の濱田くんの衣装がとても良いということだった。

 

ジャニーズWESTの形違い衣装といえば、濱田くんは大体スーツ・フォーマルスタイルだ。だから、初日は遠くから見て目を疑った。何も知らずに衣装だけ並べられていたら、まずあの衣装と濱田くんは結びつかない。にも関わらず、その衣装を着ている人物の動きが完全に私のよく知っている人だった。


濱田くんがすげーいかした兄ちゃんだったからさぁ…ずるいわ。
あんな人がクラブにいたら軽率についていきそうだ。

 

なにより、1番Bメロの濱田くんソロから逆三角フォーメーションの頂点に濱田くんが君臨する流れは至高だ。どこの席にいてもモニターできれいな逆三角を見たいと思うくらいに。

 

そんな濱田くんを目の当たりにしたら、こちらは何も言えずに完敗である。


本当にそのかっこよさに全身がしびれた。
おみそれしました。

 

29.for now and forever

『PARTY MANIACS』の後に何を持ってくるか?は、とても難しかったのではないかと思う。ですが、個人的には自然だと思った。バリバリEDM系の後に爽やかなアイドルソング。これもまたジャニーズWESTの振り幅の大きさの象徴だ。
ジャニーズWESTはアイドルだ。本当に素晴らしいアイドルだと噛み締めた。


30.バンバンッ!!
いつの時代もこの曲は大事にされている。2011年の初披露時から振り返っても、この曲がセットリストから外れるイメージはあまりない。
コンサートに育てられてきた曲だ。これからも大切に育ててほしい。


31.Time goes by
私は、この曲を初めて聴いたときから名曲だと思っている。
過去を振り返りつつも、これからの未来へと歩き出すという前向きな歌詞だが、ミディアム・バラード特有のなんともいえない切なさもあり、楽しかった時間が終わる寂しさが募る、本編ラストにふさわしい曲だった。

フルコーラスでメンバー全員の歌声を余すこと無く聴くことが出来て嬉しい。
ジャニーズWESTは、歌を武器に闘えるグループだ。ジュニア時代から歌が上手いと名前のあがるメンバーはもちろんのこと、そもそも下手な人が一人もいないというのが一番の強みだ。

 

ED映像
パーティーが終わり、会場を後にする7人の映像。扉がクローズして本編が終了する。
終わっちゃったという余韻が残る中、自然と沸き起こる拍手があたたかい。

濱田くんがとても海くんだった。(二度目)

 

~アンコール~
32.P&P
33.パリピポアンセム
34.ええじゃないか

『パリピポアンセム』での会場一面のタオルを見て、彼らはずっとこういう景色を夢見てきていたのだろうなと思うと、ぐっとくるものがあった。
メンバーも客席も「いまだかつてない こんな スペシャルハッピーな笑顔だらけ」な空間だった。

 


最初から最後まで、本当にバランスがとれていて、どこを切り取っても高得点を叩き出す、非常に優等生なコンサートだった。2時間ちょっととは思えないくらいの盛りだくさんな内容で中だるみもなく、考えれば考えるほど、隙のない構成だった。


今回は、個人的にかなり好きなコンサートだったので相当パリピポロスを引きずりそうなのですが、好きだからこそジャニーズWESTには貪欲です。彼らの新しい一面をもっと見ていきたい。きっと期待に答えてくれる人たちだと思っている。

 

この1年でジャニーズWESTというグループに対して芽生えた気持ちは「信頼」だ。
彼らの可能性に、身を委ねてみたいと思えるようになった。

 

なので、次にジャニーズWESTのコンサートがあった時には「パリピポ越えたわ」と多くの人をうならせていると、信じている。

 


文章が進むにつれ文章が力尽きていることが見え見えで恐縮です。
長文お付き合いいただきありがとうございました。