ANDANTE

歩くようなはやさで、すきなきもちをのこしておきたい場所

いまさら濱田崇裕 10000字ロングインタビューのこと②

①を読んでいない方はよろしければこちらからどうぞ。

  

 

では続き書きます。今更感しかない内容ですみません。

 

濱田くんを語る上で「BOYS」は切り離せない存在です。


関西ジャニーズJr.を引っ張るB.A.D.とはまた違った魅力を持っていたBOYS。
”ヤンキー少年”という名の通り、ちょっとワルくてかっこいい存在だった。


そんなBOYSが、本当に好きでした。
私が出会った4人時代が大好きで、4→2のユニ編に関しては当時受け入れるまでに時間がかかったけど、結果的にはどちらもかけがえのない存在だった。

 

濱田くんがBOYSというユニットに所属していることが本当に誇りだった。
「テッペン目指そうぜ」と誓ってくれた当時の相方は、この先もずっとシンメでいてくれると信じて疑わなかった。


BOYSを失うなんて、微塵も思っていなかった。
あのときの絶望感は、今でもうまく言葉にできない。

 

「無くなって気付く大切なものってあるよ」
「近すぎてその価値が分かり辛くなってる人がいるなら、改めてどれだけ大切な存在なのか見つめ直して欲しいし、その気持ちを本人に伝えて欲しい、って思います。」


だからこのインタビューでずっと濱田くんの口から聞きたかったBOYSという存在について語られていて、間接的であれ、彼を「大切な存在」と表現してくれたことに私は泣けてたまらなかった。

 

濱田くんにとって、後にも先にもたった一人の相方だと思ってる。

 

 

「意地でもやめないって決めてました。デビュー、絶対してやる、って。」
「ファンの子に変に気を遣われて、優しくされたんですね。”私はついて行くからね!”みたいな。有り難かったんです。でも、気を遣わせてしまった。」


当時のことを一気に思い出して、そのときの濱田くんの気持ちを知って、なんとも言えない気持ちになりました。罪悪感なのか…?うまく表現できない私は困惑した。


西日本ツアーでの濱田くんの状況と様子を見て、「こんな状況でも濱田くんを応援している、支えたいと思っていることを伝えたい」という気持ちになっていた。それこそ”私はついて行くからね!”と似たニュアンスのうちわを濱田くんに見せたことだって覚えている。私だけじゃない、多くの濱田くんのファンが同じようなことをしたと思っているし、そういうメッセージによく反応している濱田くんを覚えている。それに対して力強く頷いてくれる濱田くんには心底救われたが、そのときに彼が「ファンに気を遣わせている」という思いを抱いていたことは、汲み取れなかった。


ひとりでBOYS曲を歌う濱田くんを見て「これじゃない」と毎公演BOYS曲が流れるたびに泣き崩れていた。西日本ツアーだけじゃない、どのコンサートでもBOYS曲を濱田くんが一人で歌うたびに我慢できずに泣いていた。
そんな私達の姿がそんなふうに濱田くんに伝わっていたことに、申し訳ないという気持ちでいっぱいになった。

 

 

「デビューして、安心して貰いたいな、って。」


あんな状況下でも、相手(ファン)のことを想ってくれていた濱田くん。
その気持ち、言葉としては初めて聞きましたが、行動として当時は伝わっていましたと濱田くんには伝えたい。

環境の変化は人を変える。濱田くんはこの大きな出来事をきっかけに強くなったし、変わった人だと思っている。逆境に負けず、自分の立ち位置を頑張って守っていた…いや全力で攻めて闘っていたと思う。

どんなときも「濱田くんは辞めない、大丈夫」と私が信じてこれたこと、いつの間にか濱田くんがいるステージを見てまた自然に自分が笑えるようになったこと、楽しめるようになったことは、全て濱田くんのおかげでした。

 

濱田くんのJr.時代は、決して安定していたわけではないと思う。でも、不安になったときに、いつも私達が欲しい言葉や行動を示してくれていた。

 

濱田くんがデビューしてくれたことで、本当に肩の荷が下りたような気持ち応援できているし、Jr.担時代に絶対に得ることのできなかった安心感とともに、純粋に濱田担が楽しい。本当に濱田くんには「ありがとう」という言葉しかありません。

 

社長にデビューしたいって直訴したときの話。


「皆が辞めるのなら、辞めよう」
「誰かが欠けたら、俺は続けてくの無理やなって。」


この言葉だけをみると、勘違いされそうな言葉ですが、一度大切な存在を失っている濱田くんの言葉だからこそ深い。
濱田くんにとって仲間のいないこの世界は意味を成さない。それほど仲間という存在が彼にとっては絶対的に欠かせないものであることが伝わる。
デビュー会見で「誰よりもメンバーのことが好き」と答えていた濱田くんに、同じユニット出身でもない濱田くんがなぜそんなことを言うのか?とあまりピンとこなかったけれど、答えはこのインタビューにあった。ステージ上にいる彼らからだけでは見えない、私達には見えないところで彼は本当に深い絆で繋がっていたんだと思った。

 


あけおめのリハ話は、なんというか濱田くんのプロ意識の高さを垣間見て苦しかったです。このコンサート、いろんな人の様子がおかしいと言われていたにも関わらず、渦中の1人である濱田くんはこちらが拍子抜けするくらい普段の濱田くんだった。


「俺、皆で踊ってる最中、急に”あー、情けねー”って一人立ちすくんじゃったんです。リハ抜けだして裏口から外に出ていって。」

 

こんなことあったなんて微塵も思わなかった。そりゃそうだよね、地獄だよね。
でもそれをステージ上で出さなかった濱田くんは、本当に本当に強い人だと思った。

 

「俺の歌で、どんだけ届くか分かんない。それでも、”おれは まだ自分を信じてるよ”って想いを曲に乗せて歌って…」

 

濱田くんのその想いは痛いくらいに届いていた。 

私にはこの人しかいない、濱田くんの行く道を信じたいと改めて思うことができた。

 

城ホールでたった一人スポットライトを浴びて「夢色クロニクル」を力強く美しく歌う濱田くんは本当にかっこよかった。もう一人でこの曲を歌われても私は泣き崩れなかった。ただただ濱田くんの姿が頼もしかった。その存在だけで大丈夫と思わせる説得力。

 

 

いい言葉が浮かばないのでひょっとすると重く聞こえるかもしれないんですが、私は濱田くんに常に幸せを感じて生きていてほしいのです。
濱田くんって、自分の身を削ったり、踏み台になっても相手の幸せを願うようなタイプじゃないですかね。それを無意識に考えて、無意識にそういう行動を取っていると思う。持って生まれた人柄ゆえに本人は自覚がなさそうだから、それが彼のすごいところですが。
私みたいに社会に揉まれた薄汚い人間からすると、もう少し自分のためにワガママに生きてもバチはあたらないんじゃないかと思う。と同時に、そういう人だからこそ誰よりも幸せであってほしいと願ってしまう。


デビュー以来、これでもかというくらい幸せオーラを爆発させている濱田くん。
どんな現場に行っても、濱田くん本当に楽しそうだな~と私は穏やかな気持ちで、ステージを駆けまわる濱田くんのこと見ている。

 

この濱田くんの笑顔や濱田くんの幸せは、ジャニーズWESTによって形成され、守られていくのだと信じています。

 

 

デビューして1年ちょっと。
BOYSのことを忘れることは一生無理ですが、この先ずっと濱田くんのホームとなる場所がジャニーズWESTでよかったと思えるようになりつつあります。

 

 

10000字インタビューは、様々なことを思い出し考えさせられる深い深いものでした。
読んだ人の数だけ、感想があると思っている。
私が感じた濱田くんへの想いは、ここにそっと残しておこうと思います。